- 2018年12月2日
- 2021年5月8日
- ユツンの滝
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秋も深まり西表島にももう冬がやってきそうです。大陸の冷たい風で、最近は頻繁に上原航路が欠航しています。救いなのは、例年より天気の良い日が多いという事!!!
時化が多い冬の西表島、海にカヤックで出る機会が減る時期は、トレッキングのみのユツンの滝はオススメです。しかも山の中は夏に比べるとかなり涼しく、そこまでの汗をかかずにひょいひょいと滝まで登っていけちゃいますよ。
本日は毎年何回も西表島に来ていただいてるハードリピーターさんです。
そして申し訳ないんですが、マンツーマンのツアーになりました。オフシーズンにはよくある光景なんですが、
疲れたらゆっくり休んで、気いいった場所があればゆっくり写真を撮ったりしてプライベート感満載だと、感じていただければなによりですね。
この時期のトレッキング中、山にはオキナワウラジロガシというどんぐり実をよくみかけます。日本最大の大きな実を落とすのですが、幹は首里城の丸柱や守礼門といった琉球建築の建材に用いられていた事で有名なんですよ。
普通のでも大きいのに、今日はさらに大きなどんぐりの帽子をみつけました。
右はよくみるサイズ。左は特大サイズ。
11月にもなると落ちた実はイノシシの餌になったりとで、だいたいは帽子だけです。
西表島では残念ながら紅葉は見れませんが、亜熱帯特有のジャングルは一年中生き生きとした緑がトレッキングルートを彩っています。
この日は天然のキュウイ、シマサルナシも発見。基本この実はまだ熟しても落果しないので、この写真のものは全部僕とお客さんとで、そこいらの棒で落としたものです笑
中身はしっかりキュウイ。熟していたものはいただきました。あじは完全に甘いキュウイですよ。山で見かけたら是非ご賞味ください。
そして1時半ほどののんびりトレッキングで、ユツンの滝に到着!!
最近はあまり雨が降ってないという事もあり水量はぼちぼちですが、聳え立つ目の前の3段の岩はいつ見ても圧倒されます。
そしてそこから15分ほど、滝をまいて上に上がるとこの景色!!!!!2時間の山登りの疲れも吹き飛びます。
本日のランチはティダカンカン特性のミートスパゲティー。
夏はね、こんな風に岩の穴に入って景色を眺めたりもできるんですが、11月下旬はさすがに山の水は冷たい、、、
ただただぼーっと瑠璃色の海を眺めていたら滝上での時間なんてあっと言う間に過ぎていきます。
滝浴びや水浴びができない分、冬は大自然とじっくり向き合います。
名残惜しいですが、さてさてそろそろ帰る時間です。悪天の冬の西表島でこれだけの景色をみせてくれたお日様に感謝の一日でした。
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