- 2018年11月30日
- 2021年5月8日
- マヤグスクの滝
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西表島の滝を見に行くツアーの中で一番過酷で秘境の滝と言われているのがマヤグスクの滝なんです。
いったい何がそんなに過酷なのか?その理由とマヤグスクの滝の魅力を説明していきます!
マヤグスクの滝までのアクセスを簡単にご紹介!
沖縄県で1番長い川浦内川の支流、イタジキ川にその滝はあるんです。
浦内川の高速船で30分揺られ、マリュウドの滝、カンピレーの滝を通過しその先にある西表島の横断道へと入ってく。
そこからはあまり人が頻繁に出入りしていないため、登山道はかなり険しいものになってきます。その登山道を約1時半ほど、浦内川に沿って上流へと進むと、支流のイタジキ川と合流。そのイタジキ川を約30分登ると滝が現れます。
つまりおよそ3時間のトレッキングなのです。
マヤグスクの滝は遊覧船チャーターか、カヤックツアーがおすすめ
何が大変なのか???
もちろん過酷なトレッキングはそうなんですが、1番気になるのは行きに乗った遊覧船が16時で終了します。つまり、ピッチを上げて歩かないと、最終の船に間に合わず野宿する事になるんです(笑)
心配な方は、浦内観光の遊覧船をチャーターして(チャーター料約10000円と乗船料1800円)早朝の出発をお勧めします。
カヌーツアーでしたら、遊覧船の部分をカヤックを漕いでいくため帰りの時間に間に合わす心配はなくなります。 が、3時間往復トレッキングと1時間半の往復カヤックはなかなかハードですよ。
過酷なツアーのご褒美は希少なこの絶景
沖縄の方言でマヤとはネコ、グスクは、城を指します。 つまり山猫の城。
段々となり削れた岩盤に大量の滝が流れまるでお城のようにも見えてきます。これが西表島のへその部分島のほぼ真ん中に存在するんです。
山猫の城のてっぺんに立って見えるマヤグスクの滝の絶景
段々となったピラミッドのような岩盤を登れば滝のてっぺん!!
これまでの行程を思い出してか、はたまたこんな秘境の滝の頂上に立てたせいか見晴らしは最高!!!
西表島を制した!そんな気持ちにさえなります。
ところがまだ滝は上にあるんです!
過酷なトレッキングのご褒美はまだまだあります!!
マヤグスクの滝へと注がれる大量の滝水はこの細い川から一気に流れ落ちているんです。
そして水量が少なければさらにその上の滝も見ることができます。
マヤグスクの滝を登った者のみが座れる王様の椅子
滝上にまるで王様が座るような豪華な椅子の形に削れた岩があなたが座るを待っています。
僕たちはこれを王様の椅子と呼んでるんです。
マヤグスクの滝をツアーガイドの僕がおすすめする理由
西表島には大小含めると100個以上の滝があります。
その中でも、やはりマヤグスクの滝は特別。最高に秘境の滝と言えるでしょう。
トレッキングはハードですし、時間的な制限もかなり厳しいです。慣れていないと休むと野宿は笑えませんよね!
ただ、そんな過酷なカヤックやトレッキングの後にご褒美の絶景と王様の椅子があなたを待っています!ぜひ一度西表島に来たら挑戦して欲しいツアーです!
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